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Gatsby.jsでビルド時にlocalStorageのエラーにはuseEffectを使う

Gatsby.jsでlocalStorageを使っているとビルド時にエラーが出る場合があります。

開発時にはエラーにならないので気づいにくいですがgatsby buildのコマンドを実行するとエラーになります。

どうすればエラーを回避できるかコードで紹介します。

目次
  1. コンポーネント読み込みの時にlocalStorageを使うとエラー
  2. useEffectでlocalStorageへの参照のタイミングをずらす

コンポーネント読み込みの時にlocalStorageを使うとエラー

GatsbyのビルドでlocalStorageのエラーが出るのは下記のようなコードです。

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 const Sample = () => {
 	const name = localStorage.getItem('name')
 	
 	return (
 		<div>Hello {name}</div>
 	)
 }

レンダリングするタイミングでlocalStorageを参照している場合はコードを変更する必要があります。
そのままビルドしてしまうと下記のようなエラーが発生します。

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WebpackError: ReferenceError: localStorage is not defined

useEffectでlocalStorageへの参照のタイミングをずらす

エラーを回避する方法としてuseEffect内でlocalStorageを参照するように変更します。

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import { useEffect, useState } from 'react'
 
 const Sample = () => {
 	const [name, setName] = useState('')
 	
 	useEffect(() => {
 		setName(localStorage.getItem('name'))
 	})
 	
 	return (
 		<div>Hello {name}</div>
 	)
 }

useEffectを使うことでGatsbyでビルド時のlocalStaorageを参照できないエラーは回避が可能です。

開発で参考になった本

実際に読んでみて開発に役立った本を紹介しています。

これから本格的にデザインシステムを学んで作りたい時にとても参考になる一冊でした。デザインシステムついて幅広く触れられているけど、「tailwindを触ってデザインシステムに興味を持った」という人でも少しずつ取り入れやすいです。